2019年11月11日

Timelapseで動画撮影

Youtubeでこんな動画を見かけました


どうやって撮影しているか暫くわかんなかったんですが、たぶん1コマづつ撮影するときにヘッドを移動しているのではないかと推測して検索したところ、どうも「Octoprint」のプラグインでこういう動画を撮影する用に「Octolapse」というのがあるのが判りました

とりあえずインストールしてwikiを(Google翻訳で)見ながら設定してしてみたけど、どうにもうまくいかない
諦めかけていたところでふと気が付きました
そもそもプラグインに頼らなくても標準で「Timelapse」という機能があるのですね
撮影タイミングの設定が
・一定時間間隔
・Z軸が移動したとき
が選べます
で、Z軸が移動したときのタイミングで撮影したのがこちら
(DELMOの初音ミク ヴィネット サイズ66%)


ヘッドがバタバタ動いて騒々しいんですが一定速度でZ軸が動いているのが判るかと思います
Z軸が移動するタイミングで撮影するので、ならばZが動く前にXY軸を決まった位置に移動すればよいと考えました
「Simplify3D」が生成したGコードを見てみると丁寧に「layer 7, Z = 1.035」とコメントアウトしてあるのでその次に出てくる「G1 Z1.035 F1200」が実際に動くコマンドということになります


G1 X1.957 Y-3.700 E0.1168
G1 E-1.0000 F1200
; layer 7, Z = 1.035
; feature inner perimeter
; tool H0.150 W0.400
G1 Z1.035 F1200
G1 X4.000 Y4.000 F4200


というわけで「G1 Z1.035 F1200」の前に「G1 X120 Y70 F3000」を入れておけば1層分の出力が終わるたびにX120、Y70の位置にヘッドが動くわけです
ちなみにZの上下に入れてある「G4 P0」ドゥェル0秒は先読み禁止です
これを入れておかないとヘッドが止まりきらないんですね
それでもブレるときはP0→P100とかにして停止時間を調整します


G1 X1.957 Y-3.700 E0.1168
G1 E-1.0000 F1200
; layer 7, Z = 1.035
; feature inner perimeter
; tool H0.150 W0.400
G1 X120 Y70 F3000
G4 P0

G1 Z1.035 F1200
G4 P0
G1 X4.000 Y4.000 F4200


実際は100レイヤーあったら100カ所のテキスト修正が必要になるわけですが、そこはそれ同じことの繰り返しなんで秀丸エディタでマクロを組んで自動修正しました

LINGLONGで撮影してみたのがこちらです
(よくあるテストプリント用の船)


FLASHFORGE Creator Proはカメラの位置を上からに変えてみました
(立ちHANAKO サイズ50%)
posted by ASURADA at 20:55| Comment(0) | 3Dプリンター

2019年09月08日

3Dプリンター2台目

実はちょっと前に2台目の3Dプリンターを買ってました
精度とかは1台目のFLASHFORGE CreatorProでだいたい満足しているので、小さめで安くて弄れるのが欲しかったので、あえて片持ちアームのこれにしました
61Luww4RMBL._SL1000_.jpg

Amazon LINGLONG
現在は品切れみたいですが18888円で買いました
梱包はこんな感じで縦のフレームが外れた状態で入っていました
付属品もどっさり
IMG_1009.JPG

リールの置き場とかいろいろかさばるので、ひとまとめにできるようにイレクターで台を設計
市販のジョイントで組むことができない部分はもちろん3Dプリンターでジョイントを作ります
RP_013.jpg

完成状態
白いジョイントパーツが3Dプリント品です
IMG_1291.JPG

グレーのスティックはRaspberry Pi Zero Wで作ったOctoPrintです
今回は空冷ファンも仕込んでみました
IMG_1288.JPGIMG_1289.JPG

メインで使っているFLASHFORGE CreatorProのOctoPrintも空冷ファン追加
IMG_1293.JPG

同時駆動しているときでもブラウザを2つ立ち上げて確認することもできます
もちろんスマホやタブレットでも動かせるし操作系が同じになるのがいいですねー
RP_012.jpg
posted by ASURADA at 11:21| Comment(0) | 3Dプリンター

2019年08月28日

DTAラムちゃん

デスクトップアーミー版ラムちゃん出来ました
一応レシピ
顔、前髪は公式シルフィーの3Dデータを3Dプリント
後ろ髪、もみあげ、ツノは3Dデータから自作
ボディは「よこち超獣店」さんのガレージキットです

塗装が荒いのは勘弁で(笑)
頑張ったんですがフィギュアの塗装なんてウン十年ぶりで筆を持つ手が震えましたです、ハイ
しかしこのサイズでこの可動でピタッとボースが決まるのは凄いですね〜
IMG_1262.JPGIMG_1263.JPG
IMG_1264.JPGIMG_1265.JPG

logo_data.jpg
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posted by ASURADA at 22:34| Comment(2) | 3Dプリンター

2019年08月25日

デスクトップアーミー素体(その2)

デスクトップアーミー素体の写真をCADに貼りこんで後ろ髪をロングにしてデザイン
dta_01.jpg

前髪と顔は公式データのシルフィーのままで組み込むとこうなります・・・はい、もうおわかりですよね
IMG_1258.JPG

更にもみあげとツノを追加
dta_02.jpg
IMG_1261.JPG

ただいま塗装作業に入ったところです

logo_data.jpg
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posted by ASURADA at 21:44| Comment(0) | 3Dプリンター

2019年08月16日

デスクトップアーミー素体(その1)

さてデスクトップアーミーの頭部を用意します
STLデータは公式のシルフィーを使わせていただきます
肌色(ぽぃ)ABSフィラメントを使用して0.05ピッチで出力
ABSはあまり使わないので条件がまだいまいちかな?
IMG_1243.jpg

表面の積層跡もさることながら実の問題は首が造形されていることです
素体ボディには首があるので合わないのですね
IMG_1245.JPG

というわけで首を削り飛ばしてジョイントの入る穴をモーターツールでゴーリゴリ掘りました
お肌の表面も積層跡が見えなくなる程度にはヤスリ掛けしました
IMG_1248.JPG

取り合えずヘッドオン!
ちょっと肌の色が違うけどまぁこんなもんかな
次は髪の毛を作って目を入れてみますかね
IMG_1249.JPG

logo_data.jpg
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posted by ASURADA at 08:09| Comment(0) | 3Dプリンター